金利が高い時に住宅ローンを組んでしまった、
というような場合には住宅ローン借り換えをおすすめします。
住宅の購入は一生に一度の最も高額な買い物です。
ローンの返済も20年、30年という
非常に長い期間に渡って負担していかなければなりません。。
そのため金利が1%違っただけでも、
住宅ローンの総返済額は
何十万円、何百万円も少なくなります。
戸建て住宅やマンションを購入した時期が
高金利のときだったのであれば、
迷わずに現状の有利な低金利のローンを検討し、
住宅ローンの借り換えを行いましょう。
住宅ローンを借り換えるときの手順
住宅ローン借り換えを行いたいけど、
何から手をつけたらよいのかわからない
という人も多くいると思います。
ここでは住宅ローン借り換えの手順を
カンタンにご紹介します。
借り換えをしたい住宅ローンのプランを探す
まずは銀行のポスターやチラシ、
あるいはインターネットなどの情報をフルに利用して、
少しでも有利な金利の住宅ローンのプランを探します。
住宅ローン借り換えの注意点として、
同じ銀行内での借り換えはできません。
ただしこれまで変動金利型のローンを組んでいた人が、
固定金利型に借り換えたい場合であれば
同じ銀行でも大丈夫です。
金融機関に相談し、住宅ローン審査を依頼する
自分の希望に合った住宅ローンを見つけたら、
早速金融機関に相談をし、
借り換えが可能で、しかも効果が見込めるようであれば、
新たな住宅ローンを申し込み、
審査を受けます。
審査は最初の住宅ローンを申し込んだ時と
同じような内容が対象となりますが、
以前に比較して所得が下がっている人や、
クレジットカードを多く所有している人などは注意が必要です。
特にクレジットカードの所有枚数が多い場合には
「お金に困っている」と考えられてしまうことがあります。
現在住宅ローンを払っている金融機関に一括返済の手続きをする
無事住宅ローンの審査に通過したら、
これまでローンを払っていた金融機関に対して
全額一括返済(全額繰上返済)を申し入れます。
借り換え先の銀行と契約を締結し、抵当権の再設定を行う
現金融機関への一括返済が終わったら、
新しい住宅ローン先の銀行と
契約を締結することになります。
一通り銀行での手続きが完了したら、
次は抵当権の再設定を行います。
抵当権の設定は司法書士に依頼することになります。
以前の住宅ローンの返済が終わったら、
無事、住宅ローン借り換えの完了となります。