七十七銀行の住宅ローンの金利・評判・デメリット【2026年8月更新】

七十七銀行の住宅ローンは、2026年8月時点で変動金利コースが年1.575%です。所定の取引条件を満たすと年1.375%、さらに東日本大震災の罹災証明書の提示などがあると年1.175%まで下がります。一方、当初固定金利コースは期間終了後の引下げが年0.5%に縮む設計です。3,500万円・35年なら引下げ3段の差は約284万円になります。

この記事でわかること

  • 引下げが3段(基本▲1.55%/条件充足▲1.75%/罹災証明等▲1.95%)である構造
  • 当初固定コースは期間終了後に▲0.5%しか残らないという設計
  • 保証会社2択で年収条件・年齢条件・保証料率がすべて違う点
  • WEB仮審査の対象はどちらのプランかという実務情報
  • 3,500万円35年の総返済額シミュレーション
  • 向く人・向かない人の条件

七十七銀行の引下げ条件を満たせるかは、取引状況で変わります。年収と借入希望額を入れれば複数行の見込みを無料で確認できます。

目次

結論:変動コースは条件を積むほど下がる、当初固定は終了後に注意

先に結論から書きます。

七十七銀行の住宅ローン(77住宅ローン セレクトプラン)は、引下げが3段階に積み上がる設計です。

店頭表示金利の年3.125%から、基本で年1.55%。取引条件を満たすとさらに年0.2%、東日本大震災の罹災証明書の提示などがあるとさらに年0.4%。最大で年1.95%が引かれ、変動金利が年1.175%になります。

一方で注意したいのが当初固定金利コースです。当初は低く出ますが、期間終了後の引下げは年0.5%だけ。変動コースの年1.55%(条件充足で最大1.95%)が完済まで続くのと比べると、期間終了後の差が大きく開きます。

私が10行を自分で回ってわかったのは、「当初◯年だけ低い」商品は、終了後の条件まで見ないと総額が読めないということでした。七十七銀行はその終了後の数字を公式PDFに明記しているので、比較しやすい部類です。

3行でまとめると

  • 向く人:宮城・東北で家を買い、給与振込やカードなど取引を七十七に寄せられる人
  • 向かない人:取引条件を揃えたくない人、手続きをすべてネットで完結させたい人
  • 金利の位置:条件を積むと変動が年1.175%まで下がる。3,500万円35年で基本との差は約284万円

七十七銀行の住宅ローンの基本情報

表1:77住宅ローンの基本情報(2026年8月1日現在)

項目内容
商品名77住宅ローン〈セレクトプラン〉(通常型)/〈金利重視プラン〉(融資手数料型)
取扱期間(セレクトプラン)2026年4月1日〜2026年9月30日の融資実行分まで
保証会社七十七信用保証(株)または全国保証(株)(条件が異なる・表5参照)
融資金額100万円以上2億円以内
融資期間3年以上40年以内(1年単位)・当初より最長1年間の元金返済据置期間を設定可
金利タイプ変動金利コース/当初固定金利コース(2年・3年・5年・10年)
保証人原則不要(保証会社が保証)
取扱手数料55,000円(消費税込)/申込1件につき
団信ライフサポート団信付・連生団信付・連生がん団信付・引受条件緩和型(ワイド)団信付 など
おまとめ他金融機関の教育関連資金・自動車関連資金の借入れに限りまとめられる
借入後の手続き残高照会・一部繰上返済・固定金利の選択がインターネットバンキングで来店不要・手数料無料(一部対象外あり)

出典:七十七銀行 77住宅ローン セレクトプラン(PDF)77住宅ローン(マイホーム口)(2026年8月20日実測)

取扱期間が2026年9月30日の融資実行分までと明記されている点は押さえておきたいところです。金利は取扱期間中でも改定される場合があると注記されています。

七十七銀行の住宅ローン金利の実額表

引下げが3段になっているので、段ごとに分けて並べます。

表2:変動金利コース(2026年8月1日現在)

適用の段階引下げ幅(借入期間ずっと)適用金利
基本年▲1.55%年1.575%
当行所定の条件を満たした場合年▲1.75%年1.375%
さらに罹災証明書の提示などがある場合年▲1.95%年1.175%

※店頭表示金利は年3.125%(2026年8月1日現在)

表3:当初固定金利コース(2026年8月1日現在)

金利タイプ店頭表示金利当初適用金利条件を満たした場合
当初2年年2.20%年▲0.3%〜0.4%が追加で引下げ
当初3年年2.25%同上
当初5年年3.80%年2.65%年2.35%
当初10年年4.45%年3.25%年2.95%
当初固定期間の終了後変動金利型(固定金利選択特約付)の金利から年▲0.5%

出典:七十七銀行 77住宅ローン セレクトプラン(PDF)(2026年8月20日実測・2026年8月1日現在)

七十七銀行の変動金利が1.575%・1.375%・1.175%と3段で下がる引下げ構造の図
図:七十七銀行の変動金利は取引条件と罹災証明書等で3段に下がる(2026年8月1日現在・公式PDF実測)

ここが本記事で一番伝えたい部分です。当初固定金利コースは、期間が終わると引下げが年0.5%に縮みます

七十七銀行の変動金利コースと当初固定金利コースの引下げ幅を期間終了後まで比較した図
図:当初固定は最初だけ低く、期間終了後の引下げは年0.5%に縮む(2026年8月1日現在・公式PDF実測)

変動金利コースは年1.55%(条件充足で最大1.95%)の引下げが借入期間ずっと続きます。当初固定は最初の2〜10年だけ低く、その後は差が1ポイント以上開く計算になります。

公式PDFには「当初固定金利期間終了後の適用金利は、その時点の金利情勢等により、当初適用金利と比較し上昇または下降している可能性があります」とも明記されています。将来の金利が読めない以上、引下げ幅の差だけは先に把握しておくのが安全です。

金利引下げの条件を分解する

引下げの2段目・3段目に必要な条件を、公式PDFの記載どおりに並べます。

表4:金利引下げの条件(2026年8月1日現在)

区分条件変動金利コース当初固定金利コース
項目A(必須+2項目以上)①【必須】給与振込指定および七十七銀行アプリの利用登録
②NISA口座または積立預金口座の開設
③公共料金(電気・電話・ガス・水道・NHK)、学費、固定資産税の7項目中2項目以上の口座振替(クレジットカード払いを含む)
④七十七カード(JCB・VISA・Masterのいずれでも可)または77JCBデビットの加入
⑤カードローンの契約または77ローンの契約
⑥融資対象物件がZEH住宅等の場合
年▲0.2%年▲0.3%
項目B(どちらか一方)⑦各市町村が発行する「東日本大震災」の罹災証明書の提示がある場合
⑧七十七震災復興支援住宅ローン(集団移転・借地型)を利用する場合
年▲0.4%年▲0.4%

出典:七十七銀行 77住宅ローン セレクトプラン(PDF)(2026年8月20日実測)

項目Aの読み方

  • ①は必須。給与振込の指定とアプリ登録が入口になります
  • ②〜⑥から2項目以上。②のNISA口座開設と③の口座振替は、月々の追加負担なしで満たしやすい部類です
  • ⑤のカードローン契約は、借りなければ利息はかかりませんが、他行の審査で借入枠として見られる可能性があります。複数行を比較している段階では扱いに注意が要ります
  • ⑥のZEH住宅等には、宮城県の「みやぎ版住宅」や「仙台市マンション管理計画認定制度」等も含まれると注記されています

項目Bは東日本大震災に関連する条件です。罹災証明書を持っている場合、変動でも当初固定でも年0.4%が追加で引かれます。3,500万円・35年で計算すると、この0.4%だけで総返済額が約284万円変わります(後述の表7)。

⛔ 注記には「(注1)給与振込については、当行規定によるものを対象といたします」「(注3)七十七カードまたは77JCBデビットの加入については、所定の年会費がかかる場合があります」とあります。条件を積むこと自体にコストが発生する場合がある点は確認しておきたいところです。

保証会社2択で条件がまったく違う

七十七銀行の住宅ローンは、保証会社を2社から選ぶ形になっています。年齢・年収・保証料率のすべてが違います

表5:保証会社別の申込条件と保証料(2026年8月1日現在)

項目七十七信用保証(株)全国保証(株)
年齢18歳以上70歳以下・完済時年齢80歳以下18歳以上65歳未満・完済時年齢80歳未満
勤続年数1年以上(自営業は営業年数3年以上)引き続き返済に見合った安定した収入がある方
前年の税込年収150万円以上(自営業は申告所得)100万円以上(自営業は申告所得)
融資金額100万円以上2億円以内(5万円単位)100万円以上2億円以内(1万円単位)
融資期間3年以上40年以内3年以上40年以内(使いみちにより一部上限あり)
保証料率0.10%〜0.50%0.08%〜0.40%(分割支払の場合)
取扱手数料申込1件につき55,000円(消費税込)保証料「一括支払」を選択した場合のみ、申込1件につき55,000円(消費税込)を全国保証へ別途
担保七十七信用保証(株)を抵当権者とする抵当権当行を抵当権者とする第1順位の抵当権
七十七銀行の住宅ローンで選べる2つの保証会社の年齢・年収・保証料率の違いを整理したツリー
図:年齢は七十七信用保証、年収の下限と保証料率は全国保証が有利(2026年8月1日現在・公式PDF実測)

読み取れることを整理します。

表5から読み取れること

  • 年齢は七十七信用保証が有利(70歳以下 vs 65歳未満)。50代以降で組むなら差が出ます
  • 年収の下限は全国保証が低い(100万円以上 vs 150万円以上)
  • 保証料率は全国保証がやや低い(0.08%〜0.40% vs 0.10%〜0.50%)
  • ⛔ ただし全国保証の一括支払を選ぶと、取扱手数料55,000円を全国保証へ別途支払うと明記されています

全国保証の一括支払の例も公式に示されています。融資期間25年・融資金額100万円当りの保証料は、担保評価額の範囲内の部分で7,891円〜33,819円、担保評価額を超える部分で33,819円〜152,188円。幅が4〜5倍あるのは審査で保証料率が決まるためです。

私が10行を回ってわかったのは、保証料は「率」ではなく「実額」で見ないと比較にならないということでした。事前審査の回答で、自分の場合の保証料額を必ず確認してください。

3,500万円・35年の総返済額シミュレーション

引下げの3段が総額でいくらになるかを出します。

表6:変動金利コースの引下げ段階別 総返済額(3,500万円・35年・元利均等・ボーナスなし)

引下げの段階適用金利毎月返済額総返済額うち利息基本との差
基本(▲1.55%)年1.575%108,455円45,551,116円10,551,116円
条件充足(▲1.75%)年1.375%105,034円44,114,452円9,114,452円−1,436,664円
罹災証明書等(▲1.95%)年1.175%101,680円42,705,669円7,705,669円−2,845,447円

表7:当初固定金利コースの当初金利での総返済額(同条件・参考値)

金利タイプ適用金利毎月返済額総返済額うち利息
当初固定5年年2.65%127,955円53,741,058円18,741,058円
当初固定5年(条件充足)年2.35%122,327円51,377,392円16,377,392円
当初固定10年年3.25%139,628円58,643,774円23,643,774円
当初固定10年(条件充足)年2.95%133,723円56,163,584円21,163,584円

前提:金利が全期間変わらないと仮定した自前計算です。⛔当初固定金利コースは特約期間の終了後に引下げが年0.5%へ縮むため、表7の数字は「当初金利がそのまま続いた場合」の参考値にすぎません。実際の総額はこれより増える可能性が高くなります。

表6を見ると、取引条件を積むことの価値がはっきりします。項目Aを満たすだけで約144万円、罹災証明書があれば約284万円。NISA口座の開設や口座振替の設定にかかる手間と、この金額を並べて判断する話になります。

金利の先行きは金融庁の公表資料や住宅金融支援機構の民間住宅ローン関連の調査でも動向を追えます。

団信と借入後の手数料

表8:団信の上乗せ金利と借入後の手数料(2026年8月1日現在)

項目金額・上乗せ
がん保障特約付団信上乗せ金利 年0.20%
3大疾病団信上乗せ金利 年0.30%
固定金利の変更手数料5,500円(消費税込)/インターネットバンキングでの手続きは不要(無料)
固定金利期間中の一部繰上返済22,000円(消費税込)/インターネットバンキングは不要
固定金利期間中の全額繰上返済33,000円(消費税込)/インターネットバンキングは不要
条件変更事務手数料借入期間・返済方法の変更時に当行所定の手数料

インターネットバンキングを使えば、固定金利の変更も繰上返済も手数料がかからないという設計です。窓口で全額繰上返済をすると33,000円かかるところが0円になります。

団信のラインナップは、ライフサポート団信付・連生団信付(ペアローン等)・連生がん団信付・引受条件緩和型(ワイド)団信付が用意されています。単独で加入できる保険として債務返済支援保険・失業信用費用保険も案内されています。

「七十七銀行の住宅ローン審査は厳しい」と言われる理由と事実の確認

検索結果には、七十七銀行のカードローンの審査に関する記事が混ざります。住宅ローンとは別の商品なので切り分けて読む必要があります。

言われていることと、公式記載

  • 言われていること:審査が厳しい/一般的な地方銀行と同程度
  • 公式に書かれている条件:七十七信用保証の場合、18歳以上70歳以下・完済時80歳以下、勤続1年以上(自営業は営業3年以上)、前年の税込年収150万円以上。全国保証の場合、18歳以上65歳未満・完済時80歳未満、前年の税込年収100万円以上
  • 事実の確認:年収と勤続年数の下限が公表されています。「厳しい」と断定できる公表基準は確認できませんでした。ただし公式PDFには「審査の結果によっては、ご融資できない場合がございます」と明記されています

もう一つ確認しておきたいのは、金利引下げも審査で決まる点です。公式PDFには「当行所定の条件を満たした場合」という表現が使われており、条件を満たしても審査結果によって適用が変わる可能性があります。

なお、検索結果の9位には「七十七銀行が三菱総合研究所『審査AIサービス』を実務に適用開始」というニュースが出てきます。これは審査の運用に関する発表であって、審査基準が緩む・厳しくなるという意味ではありません。基準そのものは公表されていないため、判断材料にはなりません。

利用者側の評価をあわせて見たい場合は、オリコン顧客満足度ランキングの七十七銀行 住宅ローンのページに評価と口コミが掲載されています。スコアは調査年ごとに更新されるため、閲覧時点の調査年を確認したうえで参照してください。

向く人・向かない人

こんな人に向きます

  • 宮城・東北で家を買い、給与振込を七十七銀行に指定できる
  • NISA口座・口座振替・カードなど、取引を1行に寄せることに抵抗がない
  • 東日本大震災の罹災証明書がある(年0.4%の追加引下げ=3,500万円35年で約284万円)
  • ZEH住宅・みやぎ版住宅などを建てる予定がある
  • 繰上返済や固定金利の変更をこまめにしたい(インターネットバンキングなら無料)

向かない可能性が高い人

  • 取引条件を揃えたくない(給与振込指定とアプリ登録が必須。引下げが基本の▲1.55%止まりになる)
  • 手続きをすべてネットで完結させたい(本審査の申込は店頭。セレクトプランは仮審査も店頭)
  • 当初固定の低さだけで選びたい(期間終了後の引下げが年0.5%に縮む)
  • 65歳以上で全国保証を使いたい(年齢条件から外れる)

どの銀行タイプが自分に合うか全体像から整理したい方は、住宅ローンはどこがいい?銀行タイプ別の選び方もあわせて確認すると判断しやすくなります。

千葉銀行との実額比較

同じ規模帯の地方銀行として、店頭表示金利が同一の千葉銀行と並べます。

表9:七十七銀行と千葉銀行の金利比較(2026年8月・各行公式実測)

項目七十七銀行千葉銀行
店頭表示金利(変動)年3.125%年3.125%
変動・基本年1.575%(▲1.55%)年1.225%(▲1.900%)
変動・条件充足年1.375%(▲1.75%)割引幅は審査結果による
変動・最大年1.175%(▲1.95%・罹災証明書等)
固定10年年3.25%(条件充足で年2.95%)年3.310%
固定期間終了後の引下げ年▲0.5%記載なし
全期間固定取扱の記載なし(フラット35は別商品)年5.120%(借入期間31〜35年)
がん団信の上乗せ年+0.20%保証付住宅ローンは上乗せなし
取扱手数料55,000円(定額)公式サイトに金額の記載を確認できず

出典:七十七銀行 77住宅ローン セレクトプラン(PDF)千葉銀行 住宅ローン金利プラン(いずれも2026年8月20日実測)

表9から読み取れること

  • 店頭表示金利は両行とも年3.125%で一致。差は引下げ幅だけです
  • 基本の変動は千葉銀行が低い(1.225% vs 1.575%)。ただし七十七は条件を積むと1.175%まで下がり、逆転します
  • がん団信:千葉銀行は保証付住宅ローンなら上乗せなし、七十七は年0.20%。この差は実質金利に効きます
  • 取扱手数料:七十七は55,000円の定額。千葉銀行は公式に金額の記載を確認できませんでした

⛔ 単純な高低比較にならない点が2つあります。①七十七の1.175%は罹災証明書等が前提 ②がん団信を付けるなら七十七は+0.20%が乗ります。条件を揃えてから比べる必要があります。

東日本の他行の詳細は千葉銀行の住宅ローン評判常陽銀行の住宅ローン評判足利銀行の住宅ローン評判も参考になります。

なお、ネット銀行の適用金利は各行の公式サイトで動的に表示される仕組みになっており、本記事の実測手段では数値を取得できませんでした(2026年8月20日実測)。取れなかった数字は載せません

横並びで見たい場合は住宅ローン金利比較ランキング住宅ローンおすすめ比較ランキングで確認してください。

「引下げ条件を満たしたうえで、いくらで借りられるか」は事前審査の回答を見るまで分かりません。年収・借入希望額・物件の情報を入れると、複数行を一括で比較して、自分の条件で借りられる銀行と金利の見込みを無料で確認できます。

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申込から融資実行までの流れ

表10:手続きの流れ

手続き内容
1審査の申込WEB仮審査の対象は〈金利重視プラン〉(融資手数料型)のみ。〈セレクトプラン〉(通常型)はローンセンターまたは営業店窓口で申込
2仮審査結果の案内
3本審査の申込店頭で申込
4本審査結果の案内・契約・融資実行

出典:七十七銀行 77住宅ローン(マイホーム口)(2026年8月20日実測)

WEBで仮審査を出せるのは金利重視プラン(融資手数料型)だけという点は、事前に知っておくと動きやすくなります。本記事で扱ってきたセレクトプラン(通常型)の仮審査は、店頭での申込になります。

住宅ローンの一般的な仕組みや用語は全国銀行協会、住宅取得に関する制度は国土交通省の公表資料でも確認できます。

よくある質問

Q1:七十七銀行の住宅ローンの金利は2026年8月時点でいくらですか?

公式PDF「77住宅ローン セレクトプラン」(2026年8月1日現在)によると、変動金利コースは店頭表示金利年3.125%から年1.55%を引き下げた年1.575%です。

所定の条件を満たすと年1.375%(引下げ年1.75%)、さらに東日本大震災の罹災証明書の提示などがあると年1.175%(引下げ年1.95%)になります。当初固定金利コースは固定5年が年2.65%、固定10年が年3.25%で、条件充足時はそれぞれ年2.35%・年2.95%です。

Q2:金利引下げの条件は何ですか?

項目Aは、必須である給与振込指定および七十七銀行アプリの利用登録が入口です。

そのうえで、NISA口座または積立預金口座の開設、公共料金など7項目中2項目以上の口座振替、七十七カードまたは77JCBデビットの加入、カードローンまたは77ローンの契約、融資対象物件がZEH住宅等、のうち2項目以上を満たす必要があります。

これで変動金利コースは年0.2%、当初固定金利コースは年0.3%の追加引下げになります。項目Bは東日本大震災の罹災証明書の提示、または七十七震災復興支援住宅ローンの利用で、どちらのコースも年0.4%の追加引下げです。

Q3:当初固定金利コースは期間が終わるとどうなりますか?

公式PDFには、当初固定期間終了後は変動金利型住宅ローン(固定金利選択特約付)の金利から年0.5%を引き下げると記載されています。

変動金利コースの引下げが年1.55%(条件充足で最大1.95%)で完済まで続くのに対し、当初固定金利コースは期間終了後に年0.5%しか残りません。当初の低さだけで選ぶと、期間終了後の負担が変わります

Q4:保証料はいくらですか?

保証会社によって異なります。七十七信用保証(株)の保証を使う場合の保証料率は0.10%〜0.50%(4段階)、全国保証(株)の場合は0.08%〜0.40%と公式に記載されています。

全国保証の一括支払の例として、融資期間25年・融資金額100万円当りの保証料は、担保評価額の範囲内の部分で7,891円〜33,819円、担保評価額を超える部分で33,819円〜152,188円と示されています。

Q5:申込条件は保証会社で違いますか?

違います。七十七信用保証(株)の保証を使う場合は18歳以上70歳以下・完済時年齢80歳以下、勤続年数1年以上(自営業は営業年数3年以上)、前年の税込年収が150万円以上とされています。

全国保証(株)の場合は18歳以上65歳未満・完済時年齢80歳未満、前年の税込年収が100万円以上です。年齢の上限と年収の下限が逆方向に振れているため、自分の条件でどちらが使えるかを先に確認する必要があります。

Q6:WEBだけで手続きできますか?

WEB仮審査の対象は「77住宅ローン〈金利重視プラン〉(融資手数料型)」のみです。「〈セレクトプラン〉(通常型)」の仮審査を希望する場合は、ローンセンターまたは営業店の窓口で申し込む必要があります。また本審査の申込は店頭で行う流れが公式に示されています。

一方、借入後の残高照会・一部繰上返済・固定金利の選択は、インターネットバンキングで来店不要かつ手数料無料とされています。

Q7:取扱手数料はいくらですか?

公式PDFには申込1件につき55,000円(消費税込)を融資時に支払うと記載されています。定額なので、借入額が大きいほど負担割合は下がります。

なお全国保証(株)の保証で保証料「一括支払」を選んだ場合は、この55,000円を全国保証へ別途支払う形になると明記されています。

この記事のまとめ
  • 変動金利コースは基本1.575%・条件充足1.375%・罹災証明書等で1.175%の3段
  • 3,500万円35年で、条件充足なら約144万円、罹災証明書等なら約284万円の差
  • 当初固定金利コースは期間終了後の引下げが年0.5%に縮む。変動コースの1.55%が完済まで続くのと対照的
  • 項目Aは給与振込指定+アプリ登録が必須、そこに2項目以上を足す
  • 保証会社2択で年齢(70歳以下 / 65歳未満)・年収(150万円 / 100万円)・保証料率がすべて違う
  • 取扱手数料は55,000円の定額。がん団信は年+0.20%
  • WEB仮審査は金利重視プランのみ。セレクトプランは店頭申込

住宅ローンで一番もったいないのは、当初の金利だけを見て1行に決めてしまうことです。私自身、銀行任せで3年間損していました。動かないことが一番のリスクだと、あのとき学びました。同じ思いをする人を1人でも減らしたいので、事前審査だけでも複数行に出すことをおすすめします。

「七十七銀行と他行、自分にはどちらが総額で得か」を整理したい方は、無料FP相談で借入先選びの方針を固めるのが近道です。

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※本記事は公開情報をもとにした整理です。金利・団信・手数料・保証料・審査基準は変動します。本記事の金利・費用は2026年8月20日に各金融機関の公式サイトで確認した内容です。総返済額は記載の前提条件で計算した試算値であり、実際の返済額を保証するものではありません。最新の内容は各金融機関の公式情報をご確認のうえ、必要に応じてFP・金融機関など専門家へご相談ください。

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この記事を書いた人

マイホームを買ったとき、銀行にすすめられるまま住宅ローンを契約したTetsuyaです。3年間「こんなものか」と返済を続けていましたが、同僚の借り換え話を聞いて試算サイトに数字を打ち込んだとき、35年で約300万円も損をしかけていたと気づきました。そこからメガバンク・地銀・ネット銀行を含む10行以上の仮審査を自分で回すと、同じ年収・同じ物件でも金利や団信、諸費用がこれほど違うのかと驚かされました。最終的に借り換えを実行し、毎月の返済額と総返済額を圧縮できました。このサイトでは、変動か固定かの考え方、団信の選び方、借り換えのタイミング、住宅ローン控除の使い方を、専門用語をできるだけ避けて整理しています。仮審査は無料です。まずは自分の条件で数字を出してみてください。

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