住宅ローン借り換えを検討するとき
実際にどの程度の金利であれば、
住宅ローン借り換えが有効となるのでしょうか。
これは、借り入れしている金額や
期間などによっても異なりますが、
一般的に良く言われるのは
「現在借り入れている金利よりも1%以上の開きが出た場合」
となっています。
現在の金利より1%以上開きがあるとき、
具体的にどのような感じになるのかといえば、
30年の住宅ローンで1500万円を借り入れている人で、
月々の返済額が5000円程度下がると考えておけば良いでしょう。
いかがですか、
月々5000円の負担の減額、
魅力的ではありませんか?
この計算で行くと金利の差が2%ともなると、
毎月10,000円も支払い金額が減ることになります。
金利差1%で、3000万を借り入れていても
毎月10,000円支払い金額が減額されます。
毎月生活費のやりくりで、
1ヶ月に10000円も節約するのは、
並大抵のことではできませんが、
金利の変動をうまくとらえて、
住宅ローン借り換えを行うだけで、
家計の負担が軽くなります。
このように毎月10000円もの金額差が出るのであれば、
住宅ローン借り換えはとても魅力的です。
ただ1%のまで金利差がない場合で、
2000~3000円くらいしか金額差がないようであれば、
いろいろと面倒な手続きまで行い、
住宅ローン借り換えを行うというのは避けても良いかもしれません。
2000~3000円でも年単位で考えると大きな額に思えますし、
返済金額は少ないに越したことはありませんが、
住宅ローン借り換えを行うには、
最初に借り入れたときと同様に
さまざまな費用も必要となってきます。
住宅ローン借り換えを行うことによって
ある程度まとまった金額が、
返済額から減るようであれば、
すぐにでも借り換えを行うことをおすすめしますが、
手間ひまや手数料などを考慮に入れると
ちょっと微妙であるような場合には、
もう少し金利が下がるまで
待ってみても良いかもしれません。